インフラ分野の脱炭素化・GX技術 / C-03 低炭素型セメント材料を用いた半たわみ性舗装「ダイヤツインECO」
半たわみ性舗装は、アスファルト舗装とコンクリート舗装の特徴を組み合わせた舗装です。多くの空隙をもつアスファルト舗装に、セメント材料を水で溶いた「セメントミルク」を浸透させて固めることで、非常に高い強度を持たせています。
この舗装は、一般的なアスファルト舗装よりも耐久性が高く、とくに車の走行によってタイヤの通る位置に生じる“わだち掘れ”に強いことが大きな特徴です。そのため、長寿命で維持管理の負担を減らすことができます。
『ダイヤツインECO』は、この半たわみ性舗装用セメント材料を、従来材料と比べて約40%の CO₂ 排出量を削減した『ホソーエースeco』を使用する舗装で、環境配慮型半たわみ性舗装です。
令和7年の道路法改正により、道路分野でも「CO₂排出をできるだけゼロに近づける」ことが求められるようになりました。 そこで東京鋪装は、MUマテックス社と共同で、半たわみ性舗装に使用するセメント材料の製造時に発生するCO₂を約40%削減した新材料を開発しました。 この材料を『ホソーエースeco』といい、材料の性状は従来品と同じで、これまでと同じ品質・施工性を保ちながらCO₂削減を実現しています。 この材料を使った半たわみ性舗装が『ダイヤツインECO』です。
① CO₂削減効果
ホソーエースecoを使うことで、1平方メートル(1m×1m)あたり約3kgのCO₂を削減できます。 体育館ほどの広さ(約1,000㎡)をダイヤツインECOにすると、杉の木340本が1年間に吸収する量とほぼ同じCO₂削減効果になります。
② 長寿命による環境負荷の低減
半たわみ性舗装は非常に丈夫で長持ちするため、補修工事の回数を減らすことができます。 その結果、工事に伴って発生するCO₂も抑えることができます。
③ 夏場の路面温度を低減
半たわみ性舗装は、黒色アスファルト舗装に比べて夏場の表面温度が約10℃低くなります。 そのため、都市の暑さ対策(ヒートアイランド対策)にも役立ちます。
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