建設技術情報(第17期)TECH17

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-20 流木スクリーン&土砂捕捉スクリーン

近年、多発する豪雨により、土石流などの土砂災害が発生しやすい状況になっています。
さらに、その後の降雨により長い期間に渡り細粒な土砂が河川へ流出・蓄積。河床が上昇
し、氾濫の危険性が高くなります。このような氾濫を防ぐために、
細粒土砂の流出を防止する「土砂捕捉スクリーン」を開発しました。

「流木スクリーン」は、掃流区間に適用できる流木捕捉工です。縦断方向に長い断面構造は、
流木捕捉時の外力に対して、転倒に安定した構造で、捕捉面積が広く、
かつ捕捉面が傾斜構造となっているため、流水と流木を分離しやすく、効率的に流木を捕捉します。

「土砂捕捉スクリーン」は中長期的な細粒土砂の流出による災害を防止すること、かつ簡易に設置が可能な新しい砂防施設として株式会社建設技術研究所とシバタ工業株式会社が共同で開発しました。
特に、山地部に近い新興住宅地や山間地で流末水路が十分でない集落等において、豪雨災害後の土砂による氾
濫被害を防止・軽減いたします。

シバタ工業株式会社 建設土木営業部 担当 / 北口滋雄