建設技術情報(第17期) - 防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術TECH17

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防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / D-06 社会の「これから」をつくる研究所

国土技術政策総合研究所(国総研)からは「防災・減災・国土強靱化、インフラ長寿命化技術」「インフラ分野のDX技術・i-Construction2.0 技術」「インフラ分野の脱炭素化・GX技術」のテーマで、国総研の活動に関するA0サイズのパネルを3枚出展させていただきたく存じます。また、国総研の紹介パネルを1枚出展させていただきます。
なお、パネルの他に国総研のパンフレット類も合わせて設置します。

国土交通省 国土技術政策総合研究所 企画部 企画課 企画係  担当 / 仲嶋 紗那

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / D-04 インフラに携わる技術者の楽しさをゲームを通して体験

インフラに携わる技術者の楽しさ,やりがい等をゲームを通して体験してもらう展示です.準備するゲームとしては,
・橋梁の設計
・トンネルの施工
・鉄道駅の街づくり
・防波堤の一生
・橋梁の維持管理
を取り上げて,いろんなタイプのインフラ,技術者の視点で社会への貢献と,その責任の大きさを体感してもらえるような展示にする予定です.

東京理科大学 マルチハザード都市防災研究拠点 東京理科大学創域理工学部社会基盤工学科  担当 / 加藤佳孝

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-21 橋の点検デジタル化と判定支援AIによるこれからの維持管理

① 判定支援技術
橋のデジタル損傷図から、損傷程度や健全度を自動判定する技術。
② 多様な点検支援技術
橋の形状や現場の状況に合わせ、人間が近づけない場所でも安全に点検できる撮影・点検カメラ。
③ 損傷抽出AI(インスペクション EYE for インフラ)
画像からひび割れなどの損傷をAIが自動抽出し、可視化するクラウドサービス。

①判定支援技術
橋のデジタル損傷図から、判定すべき損傷の位置、範囲、規模を自動判定する技術。
・正確かつ迅速な診断:システムによる自動判定で、人による見落としや評価のばらつきを防止。
・若手育成・人手不足解消:判定の根拠がデータで分かるため、若手技術者の学習ツールにも最適。
NEXCO総研との共同研究を経てNEXCOでも導入予定。今後は鉄道や自治体などへも導入を図っていく。
②多様な点検支援技術
橋やトンネルの多様な形状に合わせ、現場に最適な点検機器を選択。人が近づけない場所でも安全・正確に点検できる多彩なシステムを保有。
・遠方自動撮影システム:離れた安全な場所から自動で高画質撮影。(NETIS番号:KT-190008-VR、点検支援技術番号:BR010022、ダム点検支援技術カタログ:画像06-V2023)
・浮体式撮影システム:川の流れに乗せて小さい橋の下を一括で撮影(点検支援技術番号:BR010093、特許取得)
・ロープスキャンシステム:人やドローンが入りにくい場所をロープを使って点検。(点検支援技術番号:BR010065)
・走行型トンネル撮影システム:車で走りながらトンネル内を撮影。(点検支援技術番号:TN010029)
②損傷抽出AI(インスペクション EYE for インフラ)
点検支援技術による高解像度の画像から、コンクリートの「ひび割れ」「はく落」「鉄筋露出」などをAIが自動抽出し、データ化・可視化するクラウドサービス。
・高い技術力:キヤノンとの共同研究により実現し、その後NEXCO総研様との共同研究に発展することで、より確かな技術へと進歩した高精度なAI技術。
・幅広い活用実績:高速道路、一般道、鉄道、電力設備など、多様なインフラ維持管理で活躍。
・注目の技術:経団連の提言「2030年に向けたインフラ・交通政策のあり方(2024-04-15)」でも紹介された注目技術。

  • 橋の点検デジタル化と判定支援AIによるこれからの維持管理
  • 橋の点検デジタル化と判定支援AIによるこれからの維持管理
  • 橋の点検デジタル化と判定支援AIによるこれからの維持管理
  • 橋の点検デジタル化と判定支援AIによるこれからの維持管理
NETIS登録No. KT-190008-VR
株式会社東設土木コンサルタント 事業推進部  担当 / 福澤 樹

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / D-02 松戸市における下水道地震対策

松戸市は地震時に道路交通の確保及び下水道機能の確保を目的に、避難所や医療施設などからの下水道流下路線、緊急輸送路、避難路のマンホールの浮き上がりを防止する「浮上防止対策」を行っています。
また、避難所となる市内の小中学校に対して、井戸水による「簡易水洗式仮設トイレ」の整備を行っています

松戸市 建設部下水道整備課  担当 / 時田 広亘

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-37 無人化施工技術

無人化施工は、1991年6月3日に発生した雲仙普賢岳の大火砕流後の復旧工事を契機とし、危険区域においても安全に工事を施工する技術として実施されてきました。

雲仙普賢岳の無人化施工では、以下の順序で行っていきました。
①設計
 警戒区域内での作業のため、作業内容に応じた工法や建設機械を選定します。
②施工計画
 土石流・火砕流に対する安全対策、施工計画を作成し、遠く離れた安全な場所に操作室を設置し、
 現場周辺に配置したカメラ映像を見ながら施工を行います。
③無線マネジメント
 無人化施工では、無線種類の選定が重要になります。現場状況に応じて、中継局(中継車)を設置します。
④施工管理、情報化施工
 施工内容に応じ、様々なシステムが採用されています。
 無人測量機やGPSを用いた敷均し・転圧管理システム、バックホウの刃先座標を計測し、設計ラインとの
 位置関係を表示する3次元誘導システムなどの技術が用いられています。
⑤工事施工
 熟練オペレータによる重機操作は、複数のカメラ映像、施工管理システムを確認しながら操作を行います。

無人化施工技術
建設無人化施工協会・建設無線協会 大成建設株式会社土木本部機械部メカ・ロボティクス推進室  担当 / 佐々木 達朗

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-35 スリットバリア

建設技術審査証明を令和6年12月に所得した無流水渓流(小規模渓流)の土砂災害対策に適した透過型の土石流・流木捕捉工。

鋼製高は2.0~6.0m、直径0.2m程度の石礫の捕捉に対応。
H形鋼を主部材とした三角フレーム構造で、柱部材の上流側に配置した鋼管製の横部材により土石流や流木を効率
的に捕捉する機能を有する。基礎構造は、コンクリート基礎による「アンカー固定方式」による施工性および維持管理をより向上させた合理的な形状である。そのほか、「支柱埋め込み方式」や「杭基礎」にも対応可能である。

  • スリットバリア
  • スリットバリア
  • スリットバリア
日鉄建材株式会社 防災・鉄構商品部 防災・鉄構商品営業室  担当 / 大村 佳正

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-01 CDM工法(セメント系深層混合処理工法)

CDM工法(セメント系深層混合処理工法)は、軟弱な地盤にセメント系改良材を注入し、原位置の土と機械的にかくはん・混合して、地中に強固な改良体をつくる地盤改良工法です。陸上、河川、海上で施工でき、構造物の基礎、液状化対策、耐震補強などに用いられています。本展示では、CDM工法の基本的な仕組みと適用事例のほか、防災・減災に向けた技術として「堤防DM補強工法」と「CDM工法による岸壁構造」を紹介します。

CDM工法は、軟弱な地盤の中にセメント系改良材を注入し、原位置の土と機械的にかくはん・混合することで、柱状などの強固な改良体を造成する工法です。造成した改良体は、目的や用途に応じてブロック状、壁状、格子状などに配置します。

陸上、河川、海上での施工が可能で、空港のエプロン・誘導路や建築物・タンク基礎の液状化対策、高規格堤防や護岸の基礎、既設河川護岸・既設岸壁の耐震補強など、社会基盤を支えるさまざまな場所で活用されています。

「堤防DM補強工法」は、堤防内部に格子状の固化改良壁を構築する工法です。地震時には改良地盤の液状化や沈下を抑え、津波や濁流が堤防を越流して洗掘が生じた場合にも、固化改良壁によって堤防の決壊を防ぐことを目的としています。

「CDM工法による岸壁構造」は、CDM工法による改良体で岸壁本体を構築する技術です。既設の鋼矢板を背後地盤の土留めとして活用しながら、改良体によって垂直な壁面を形成します。工事の多くを陸上から施工でき、水深12mの岸壁にも適用できる構造として、耐震強化岸壁や洋上風力発電設備の組立ヤードなどへの活用を紹介しています。

CDM工法は、地下の見えないところで地盤を強化し、地震、津波、液状化などによる被害の軽減に貢献する地盤改良技術です。

  • CDM工法(セメント系深層混合処理工法)
  • CDM工法(セメント系深層混合処理工法)
  • CDM工法(セメント系深層混合処理工法)
  • CDM工法(セメント系深層混合処理工法)
NETIS登録No. CBK-190001-VE(CDM-EXCEED工法)
CDM研究会 CDM研究会  担当 / 小西一生

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-41 見えない地下の危険を可視化する技術

当社は、独自の三次元可視化技術で地下に潜む空洞の診断と地下インフラの正確なマップ化を通じ、災害に強い社会づくりに貢献する減災事業を営んでいます。今回展示している内容は、下記の3技術です。

①陥没予防調査:最高時速100km/hで走りながら、深さ3mまでの異常箇所を発見する技術
(八潮市道路陥没事故に伴い、国土交通省から要請を受けた6都府県で緊急調査実施)

②地上・地下インフラ3Dマップ®:地中埋設物を可視化、効率的な維持管理に貢献する技術
(第8回インフラメンテナンス大賞 防衛省特別賞受賞)

③ちかデジ® 、ちかデジライト:掘削情報をスマホひとつで簡単に3D化するアプリ。
ちかデジライトは、7月にリリース開始。(令和6年度 インフラDX大賞 優秀賞受賞)

「路面下空洞調査」とは、道路の下に生じた空洞を発見・評価する調査であり、陥没事故などの道路災害を未然に防ぐことを目的としています。当社では、マイクロ波を搭載した調査車両「スケルカー」を用いて、最高時速100km、深さ3mまでのデータを取得することが可能です。これまでに累計313,984kmの調査を実施し、164,891箇所の空洞を発見するなど、業界No.1の実績を誇っています。

現在、社会インフラの老朽化が急速に進んでおり、災害時の緊急対応や復旧活動に加え、被害を最小限に抑えるための防災・減災対策、さらには老朽インフラへの対応など、「国土強靱化」の取り組みが喫緊の課題となっています。
しかしながら、地下や構造物内部の状態は目に見えず、正確な把握が難しいため、必要な対策が効果的かつ迅速に進められていないのが現状です。

当社はこうした課題に対し、「見えない地下を可視化・診断する」技術を活用し、その結果を道路管理者やインフラオーナー等に提供することで、「人の命と暮らしを守る」社会貢献型の事業を展開しています。

  • 見えない地下の危険を可視化する技術
  • 見えない地下の危険を可視化する技術
  • 見えない地下の危険を可視化する技術
  • 見えない地下の危険を可視化する技術
ジオ・サーチ株式会社 企画営業本部  担当 / 林和泉

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-16 リモセンによる道路防災危険箇所の抽出・モニタリング

3D模型を用いた「プロジェクションマッピング」を展示しています。
模型に映し出される山の斜面の最新モニタリング技術(衛星、航空レーザー測量)をご覧ください。

山型の立体模型にカラフルな映像を映し出す約120秒の映像展示です。春から冬へと美しく変わる日本の四季の風景から始まり、大雨で崩れてしまう山の危険な場所、水がどこを流れるかといった「普段は見えない山や地盤の動き」が、まるで目の前で起きているかのように浮かび上がります。

最新の調査技術を使って、災害から暮らしをどうやって守っているのかを、お子様から大人まで楽しく学べる体験型コンテンツです。展示館にお越しの際は、ぜひ迫力ある映像展示をご覧になってみてください。

  • リモセンによる道路防災危険箇所の抽出・モニタリング
  • リモセンによる道路防災危険箇所の抽出・モニタリング
  • リモセンによる道路防災危険箇所の抽出・モニタリング
  • リモセンによる道路防災危険箇所の抽出・モニタリング
基礎地盤コンサルタンツ株式会社 基礎地盤コンサルタンツ株式会社 関東支社  担当 / 三浦 健一郎

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / D-05 インフラの多様な課題に資する土木研究所の開発技術

 関係機関のため、選択のテーマに関わらず、広くテーマにまたがり申し込みを行います。
防災・減災、国土強靱化・、インフラ長寿命化に資する技術として①危機管理型水門管理システム、②堤防決壊時に行う緊急対策工事の効率化に向けた検討、③トンネル更新技術、インフラ分野の DX ・i-Construction2.0 に資する技術として④オープンな自動施工技術基盤(OPERA)、インフラ分野の脱炭素化・GX に資する技術として⑤環境DNA調査技術を活用した生物調査の効率化と高度化に係る展示を行います。

①危機管理型水門管理システムの開発
 地域には多様な目的の水門・陸閘が存在し、その管理者は多岐にわたるため、自治体の限られた人員の中で、災害対応時にそれら全ての開閉状況等を把握することが課題となっていました。水門・陸閘の開閉状況等は、自治体の災害対応や避難情報発令において重要な情報であることから、一元的に情報を集約する必要があります。また、電源喪失時にも確実な操作が必要となります。土木研究所および関係機関は、データ伝送フォーマットを規格化することで、管理者の異なる水門・陸閘の開閉状況等を一元監視できるシステムを開発するとともに、カメラ画像から開閉状況等を判読可能なシステムを開発しました。更に電源喪失時でも遠隔操作で自重閉鎖装置を稼動できるシステムを開発しました。

②堤防決壊時に行う緊急対策工事の効率化に向けた検討
 堤防決壊に至った場合、被害を最小限とするため、作業員の安全性を確保しつつ早急に緊急対策工事を完了させる必要があります。河道条件に応じてどのようなメカニズムで堤防決壊が進行・拡幅するか、作業効率や調達性を考慮した重機を選定することが、安全かつ迅速に緊急対策工事を実現する上で重要となります。寒地土木研究所では、実験水路等を用いた堤防決壊実験や破堤計算モデル「Nays2D Breach」を用いた数値計算により、河道特性(川幅-勾配)に応じた堤防決壊現象の特性を整理し、その現象に応じた被害軽減対策広報の方針を整理しました。また、重機毎にブロック投入の作業効率、調達性や作業の安全性を比較検討し、緊急対策工事に有効な重機を導き出し、その減災効果を定量的に評価しました。

③トンネル更新技術
 近年、H24笹子トンネル崩落事故、R7埼玉県八潮市における流域下水道による道路陥没事故など、インフラ老朽化に伴う重大事故が顕在化しており、管理者は多数の管理施設を抱える中で、安全性、経済性を実現するインフラ長寿命化技術の必要性が高まっています。土木研究所では、道路トンネルの更新技術に関する共同研究を行い、通行止め等による交通影響を低減しつつ、老朽化した覆工コンクリートの切削、新たな覆工コンクリートの構築を行う技術として、LCR-Speed工法、Reライニング工法、リペアーチ工法を開発しました。

④オープンな自動施工技術基盤(OPERA:Open Platform for Earthwork with Robotics and Autonomy)
 建設業界では人手不足が深刻化しており、建設機械施工の自動化が求められています。土木研究所では自動施工技術の開発促進と普及を目的として、メーカや特定のソフトウェア、システムに大きく依存しないオープンな開発環境である自動施工技術基盤OPERAを開発し公開しています。OPERAは、共通制御信号、ミドルウェア、シミュレータ、建設機械および実験フィールドを含む実証試験環境,等により構成されおり,土木研究所と大学・民間企業等による共同研究や,土木研究所が参画している研究プロジェクト等を通して,多数の大学,企業等により活用されています。

⑤環境DNA調査技術を活用した生物調査の効率化と高度化
 環境DNA調査技術とは、河川や湖沼の水に含まれるDNAを分析することで、生息する生物の情報を得ることのできる最先端の技術で、R8年度より国土交通省の実施する河川水辺の国勢調査に実装される予定となっています。土木研究所では、国土交通省との連携調査や民間事業者との共同研究を通じて、現場の実施体制を踏まえた調査技術の標準化に取り組んでおり、成果は河川水辺の国勢調査のマニュアルにも反映されています。さらに、環境DNAのもつポテンシャルを最大限に活かし、河川管理の現場における調査の効率化や生物情報の高度化が図れるよう、多角的な取り組みを行っています。

国立研究開発法人土木研究所 技術推進本部実装技術チーム  担当 / 露峰 渓

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-42 タイル・石材剥離落下防止金物「ヒロ結合工法」

安心・安全・地震に強い独自のタイル・石張り工法

ヒロ結合工法とは、接着剤と穴空き金物を併用して、タイルや石材を建物の外・内壁に施工する特許技術です。建物の壁面とは絶縁された状態で、金属の網状部に接着剤を結合させ、タイルや石材を金物併用で強固に固定します。荷重はすべてアンカーやビスが保持し、構造体に確実に緊結されるため、タイルや石材の荷重を長期にわたって安定して支えることが可能です。この工法により、建物の変形と仕上材の動きを独立させることができるため、地震時の建物の揺れにも柔軟に追従し、タイルや石材の割れや剥落を防止できます。さらに本技術は、タイル・石材の種類や構造体を問わず適用できるため、公共施設や商業施設をはじめ、戸建住宅・マンション・オフィスビル、さらにはトンネルなどの土木構造物に至るまで、あらゆる用途に柔軟に対応できる点が大きな強みです。新築工事はもちろん、既存建物の補修・改修にも高い施工性と安全性を発揮し、建物の規模や用途を問わず幅広く活用することができます。

  • タイル・石材剥離落下防止金物「ヒロ結合工法」
  • タイル・石材剥離落下防止金物「ヒロ結合工法」
  • タイル・石材剥離落下防止金物「ヒロ結合工法」
  • タイル・石材剥離落下防止金物「ヒロ結合工法」
株式会社ヒロコーポレーション なし  担当 / 山口 蘭

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-38 「いのち」と「くらし」を守る防災・減災商品

JFE建材では、土石流や流木災害、津波・高潮などの自然災害から人々の命と暮らしを守るため、さまざまな防災・減災技術を開発しています。Jースリット アーチタイプ、J-HDスリット、応急土石流ガード、津波バリアーの4つの技術は、それぞれ異なる災害に対応し、安全性の向上と早期復旧、さらには自然環境への配慮を両立することを目指した技術です。

① J-スリット アーチタイプ
 大規模な土石流への対応を可能にした新しい鋼製砂防堰堤です。アーチ形状の構造により安全性を高めるとともに、堰堤設置後も河川の流れを維持できるため、防災機能と自然環境の保全を両立します。
② J-HDスリット
 既存の砂防堰堤に後付けできる流木対策技術です。大規模な改修工事を行うことなく設置でき、将来的な維持管理にも配慮した構造となっています。
③ 応急土石流ガード
 土石流発生後の二次災害防止や復旧工事の安全確保を目的とした応急対策設備です。軽量で運搬しやすい部材を使用しており、現地で迅速に組み立て・設置することができます。
④ 津波バリアー
 津波や高潮による漂流物・がれきの拡散を抑制する技術です。被害の拡大を防ぐとともに、災害後の復旧・復興活動を円滑に進めることに貢献します。

 これら4つの技術は、土石流、流木災害、津波・高潮など異なる自然災害に対応し、平常時の備えから災害発生後の応急対応まで幅広い場面で活用されます。「いのち」と「くらし」を守る防災・減災技術として、安全で持続可能な社会づくりに貢献します。

  • 「いのち」と「くらし」を守る防災・減災商品
  • 「いのち」と「くらし」を守る防災・減災商品
  • 「いのち」と「くらし」を守る防災・減災商品
  • 「いのち」と「くらし」を守る防災・減災商品
JFE建材株式会社 防災技術部  担当 / 飯塚幸司

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-03 水門設備の遠隔制御システム、ダム用水門更新・更生・補修技術

水門設備の遠隔制御システム、
ダム用水門更新・更生・補修技術

水門設備の遠隔制御システム
突然襲ってくる津波や高潮災害や洪水被害から地域を守るためには、水門・陸閘等の操作を確実に実施できる管理体制の構築が必要です。
国が発信する津波情報や地震計の計測データに基づく自動閉塞操作、緊急時の遠隔操作による開閉操作等、 水門・陸閘等を安全かつ迅速・確実に閉鎖できる「水門・陸閘遠隔監視操作制御設備」を提供しています。
ダム用水門更新・更生・補修技術
ストックマネジメントは、道路、橋などの公共施設を「在庫(ストック)」として捉え、施設全体を横断的に管理する仕組みです。施設の状態を客観的に把握・評価し、中長期的な劣化やリスクを予測しながら、点検・修繕・更新を計画的に実施することを目的としています。
老朽化した国内最大口径2400mmのホロージェットバルブを現地分解し工場でオーバーホールを行うなど施設のリフレッシュを行っています。

  • 水門設備の遠隔制御システム、ダム用水門更新・更生・補修技術
  • 水門設備の遠隔制御システム、ダム用水門更新・更生・補修技術
  • 水門設備の遠隔制御システム、ダム用水門更新・更生・補修技術
NETIS登録No. QS-220046-A
西田鉄工株式会社 西田鉄工株式会社関東支店  担当 / 日高幸路

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-13 設備の劣化を防ぐ技術

屋外設備を「水・湿気・熱・腐食」から守り、設備の長寿命化とメンテナンス負荷の軽減に貢献する4つの技術をご紹介します。
【超撥水塗料HIREC】塗装面を水に濡れない超撥水状態にし、降雨による劣化だけでなく、着雪・着氷による事故を抑制。
【結露防止シートG-ブレス】電力を使わず設備内部の湿度を自動調整し、結露による腐食や故障を防止。
【高反射遮熱塗料サーフクール】太陽光の近赤外線を反射して表面温度の上昇を抑え、機器の高温化と熱故障を防止。
【粉体塗料SAPOE5000】塩害や火山ガスなど過酷な腐食環境でも高い防錆力を発揮。

各種インフラ設備の長寿命化のため、予防保全等を目的として導入されている技術を紹介します。
【超撥水材料HIREC(ハイレック)】は、その施工面と水滴との接触角が150°以上と、優れた撥水性能を発揮させる技術であり、雪・氷の定着を低減し、水膜発生を防ぐことができる技術です。接触角150°以上と優れた性能を持ち、またセルフクリーニング機能によるメンテナンス性向上、水系塗料化などによる環境負荷の低減に取り組んでいる技術でもあります。
【遮熱塗料サーフクール】は、舗装面や金属に塗装することで太陽光に含まれる赤外線を反射させて温度上昇を防ぐことにより、設備の劣化防止や、空調電力の削減等を可能とする技術です。こちらの塗料も今年度新たに水系化し、環境負荷を低減したものを開発しました。
【結露防止シートGーブレス】は、周囲の湿度変化に合わせて空気中の水蒸気を吸湿、放湿するシートです。電力を使わず、また頻繁な交換も必要としません。高湿度環境による絶縁不良や錆、また低湿度環境における静電気による不具合などを防ぐ技術です。電力を使わず、また頻繁な交換も必要としないため、設備保全コストを軽減できます。
【防錆粉体塗料SAPOE5000(サポー5000 )】熱可塑性樹脂を用いた塗料で、塩害地域及び火山性ガスや温泉ガス発生地域などの腐食環境が厳しい条件下においても防錆力(期待年数35年以上)を発揮し、亜鉛メッキ面に直接塗装でき、非常に強固に付着することで二重防食を実現します。
以上のこれらの設備の劣化を防ぐ技術は単独で使用されるだけでなく、組み合わせて導入も可能です。例えば、内部に結露防止シートを設置し、外側に遮熱塗料を塗装した設備では、温度上昇を抑え、湿度変動を抑えることができます。また、防錆塗料を塗装したものに超撥水加工を行い、防錆、防着氷の両方の機能を付与することも可能です。

  • 設備の劣化を防ぐ技術
  • 設備の劣化を防ぐ技術
  • 設備の劣化を防ぐ技術
  • 設備の劣化を防ぐ技術
NETIS登録No. KT-180094-VE
NTTアドバンステクノロジ株式会社 マテリアル&ナノテクノロジ・ビジネス本部 ビジネス企画部門  担当 / 川田 久美子

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-09 補修三兄弟

■PMR99+【貼り付け型ひび割れ補修材】
■ハイパークールパッチ【高耐久型常温補修材】
■カジマクールミックスアクア【全天候型緊急補修材】

■PMR99+
強さと柔軟性を兼ね備えた超高粘度アスファルトマット型舗装補修材です。損傷の初期段階で路面に貼り付け補修を行います。舗装の延命化を図り、ライフサイクルコストを低減させ、予防保全的維持に最適な材料です。

■ハイパークールパッチ
袋入り粉体に液体(ポリマー水)を混ぜて、直ちに補修箇所に流し込みコテ仕上げする補修材料です。施工機械が不要で、誰でも容易に扱うことができます。

■カジマクールミックスアクア
本材に水をかけた後、転圧して使用する常温の補修材です。水で固まるため、雨天時にも穴埋め等の道路補修が、素早く、手軽にできます。

  • 補修三兄弟
  • 補修三兄弟
  • 補修三兄弟
鹿島道路株式会社 営業本部 営業部 技術営業課  担当 / 佐藤文子

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-22 水門の保全・運用を高度化/効率化する技術

水門用ERBシステムは、平常時にリチウムイオン電池に蓄電しておき、電源喪失時に水門を運転するための電力を蓄電池より供給するシステムです。
水門の降下操作時には、発生する回生エネルギーを蓄電池に充電し、操作時に再利用します。
また、太陽光発電やEV(電気自動車)との連携によるオフグリッド化により、長期停電に対する水門操作の確実性の向上を実現します。
加えて、遠隔監視機能によりシステムの状態を常時確認できるほか、機器を二重化して信頼性を高めることにも対応しています。
新設設備だけでなく既設設備への導入も可能で、水門の安定した運用を支えるシステムです。

近年、スーパー台風や集中豪雨などの大規模災害の発生頻度が高まっている中、停電による電源の喪失や交通経路の途絶を原因として水門を閉鎖できず、本来の治水機能が発揮できない事態が指摘されています。
水門用ERBシステムは、この課題を解決するために開発された設備で、リチウムイオン電池に蓄えた電力を利用して停電時でも水門の開閉を可能にします。従来の発電機と比較して、燃料を必要とせず静かに運転できることから、環境にやさしく、維持管理の負担軽減にもつながります。
災害時における水門の確実な運用を支える技術として、地域の安全・安心に貢献します。

  • 水門の保全・運用を高度化/効率化する技術
  • 水門の保全・運用を高度化/効率化する技術
NETIS登録No. KT-230345-A
株式会社IHIインフラ建設 防災・水門事業部 防災・減災ソリューション部 事業推進G  担当 / 川上 貴広

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-36 防災・減災への貢献 遠隔操縦仕様機とGX建設機械

i-Construction2.0の普及、実用化に向けた製品として外部操縦機器との連携も可能な、遠隔操縦油圧ショベルZX-Aシリーズのご提案とご紹介です。
一層の激甚化の様相を呈している災害時の対応や、将来の担い手育成を目的とした操縦訓練等、施工自動化へのベースマシンとしての活用など多くのポテンシャルを備えた技術を製品に盛り込んでおります。

施工現場の課題である安全性・生産性の向上や労働環境の改善への解決策の一つとしての遠隔操縦技術が注目されています。

今後、AIなどを活用した自律、自動運転に向けて実用施工に足りる技術、知見をi-Construction2.0の普及、実用化に向け集積していくことが可能な製品としてZX-Aシリーズを発売しました。操縦方法も標準的なリモコン装置に加え、搭乗型コクピット形式を揃えており、かつ通常の車体搭乗方式での操縦も可能な仕様としています。

また、標準的な仕様での操縦延長距離(概ね300m程度)を超えた施工が必要な場合の通信延長技術や遠隔監視映像システムもあわせてご用意しております。

  • 防災・減災への貢献 遠隔操縦仕様機とGX建設機械
  • 防災・減災への貢献 遠隔操縦仕様機とGX建設機械
  • 防災・減災への貢献 遠隔操縦仕様機とGX建設機械
  • 防災・減災への貢献 遠隔操縦仕様機とGX建設機械
NETIS登録No. KT-2400004-A
日立建機日本株式会社 関東甲信越支社業務部ICT推進グループ  担当 / 須藤裕介

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-12 道路を支える調査点検技術

道路のお医者さん
【JシステムEvolution】昼夜調査可能な赤外線調査システム
【RTチェッカー】「引張試験と画像解析」で樹木の耐風速を簡単に推定
【冬用タイヤ自動判別システム】AIによって冬用タイヤチェックをお助け
【Smart EAGLE type-P】舗装の「ひび割れ」「わだち掘れ」「IRI」を自動解析

【JシステムEvolution】赤外線サーモグラフィカメラを用いて遠方非接触によりコンクリート表面温度を測定し、異常部と健全部の温度の違いにより浮きや剥離を抽出する判定支援システムでスクリーニングス効果により打音点検の削減が図れる
【RTチェッカー】倒木リスク評価の補助として樹木を引張り荷重と変位量から耐風速を推定する計測機器
【冬用タイヤ自動判別システム】走行車両のタイヤ画像を撮影しAI判定によりスタッドレスタイヤとそれ以外に自動判別するシステムでありタイヤチェック時の渋滞緩和と作業員の負担軽減が図れる
【Smart EAGLE type-P】光切断計測ユニットを普通車両に搭載しひび割れ率、わだち掘れ量、IRIを全自動解析する車両

  • 道路を支える調査点検技術
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NETIS登録No. SK-190003-VE
西日本高速道路エンジニアリング四国株式会社 営業推進本部営業部  担当 / 大井 信吾

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-02 レーザー打音検査装置 Laser Induced Breakdown Spectroscopy(LIBS)装置

「コンクリートの表面振動を遠隔で計測するレーザー打音検査装置」により、コンクリートの「今の状態」をデジタル化することで、打音検査が必要な範囲を絞り込むことができます。さらに、「コンクリート表面の化学組成を遠隔で計測するLaser Induced Breakdown Spectroscopy(LIBS)装置」を併用し、コンクリートを劣化させる要因となるコンクリート表面塩分などを計測することで、将来のコンクリートの劣化を予測します

レーザー打音検査装置とは、非接触で遠方から打撃力を与える技術であり、高強度の振動励起レーザーをコンクリート表面に照射することで、蒸気の噴出により表面を加振させ、その振動をレーザードップラー振動計により計測する技術です。さらに、新しく開発した新型のレーザー打音検査装置は、計測速度の向上を実現しています。
レーザー誘起ブレークダウン分光法(LIBS)とは、被測定対象物質に短パルスレーザーを照射し、発生したプラズマからの発光を分光測定することで、その場でリアルタイムに物質の元素分析を行う手法です。

  • レーザー打音検査装置 Laser Induced Breakdown Spectroscopy(LIBS)装置
  • レーザー打音検査装置 Laser Induced Breakdown Spectroscopy(LIBS)装置
  • レーザー打音検査装置 Laser Induced Breakdown Spectroscopy(LIBS)装置
株式会社建設技術研究所 東京本社 技術統括部  担当 / 藪 博史

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-10 港湾コンクリート構造物 高機能塗装 「ワンダーコーティングシステムW-MG」

港湾施設のコンクリート構造物は、海の波しぶきに晒される厳しい環境下にあります。長期間の使用により海水に含まれる塩分がコンクリート内部に浸入・蓄積すると、内部の鉄筋が錆び、コンクリートがひび割れ、剥離する「塩害劣化」が生じます。劣化が進行すると、断面修復工事などが必要となり維持管理費用が増大するため、劣化を抑制しながら効率的な維持管理ができる工法が求められています。
ワンダーコーティングシステムW-MG(マリンガード)は、複数の機能を併せ持つ高機能型の表面保護塗装であり、塩害劣化の抑制と維持管理の効率化に寄与します。

特長①透明な塗料
長期的な供用が求められる港湾コンクリート構造物は、目視による点検、調査・診断、判定・評価および対策という定期的な維持管理サイクルを行いながら運用されています。従来の有色の表面被覆工法では、被覆後に直接コンクリート基盤を視認できないという課題がありましたが、透明な塗料としたことで、目視による劣化度判定が容易になりました。
特長②速乾性の塗料
港湾・沿岸の工事は、天候に加えて海象条件が影響するため、厳しい条件下での施工となります。本塗料は、速乾性としたことで、プライマーと上塗材(2回塗り)を同日に施工できる仕様にしました。この仕様とすることで、 荒天待機が必要になる港湾工事特有な海象による作業工程への影響を最小限にできることや、各層の塗布作業後に異物・水滴など不着するリスクを大幅に低減し、塗膜の品質が担保できます。
特長③耐久性に優れた塗料
遮塩性、遮水性、遮気性を室内試験で実施し、優れた物質透過抵抗性であることを確認しております。
また、塩害環境下での暴露試験(干満帯)においては、5年経過時でも塩化物イオンの浸透を防いでいることを確認しております。
特長④耐候性に優れた、高追従性の塗料
従来のフッ素樹脂系塗料と同等程度の耐紫外線性能を有していることを確認しております。
また、高追従性を付与しており、塗装後の長期供用中に外力などにより微細なひび割れが生じた場合でも耐久性に問題はありません。

  • 港湾コンクリート構造物 高機能塗装 「ワンダーコーティングシステムW-MG」
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東洋建設株式会社 関東支店 営業第一部  担当 / 柵木 秀樹
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