建設技術情報(第17期)TECH17

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-39 地下貯水槽「エコマモール」

「エコマモール」は、ゲリラ豪雨などの大雨の際に、雨水を一時的にためる地下貯水槽です。
内部が広いため、多くの雨水をためることができます。また、点検や清掃がしやすく、
維持管理も容易です。工場で製作した部材を現場で組み立てるため、短期間で施工できます。

「エコマモール」は、工場で製作した屋根や側壁、柱などのプレキャスト部材と、現場で施工する底版によって構築されます。屋根には、柱の間隔が10mの「屋根梁」と、柱の間隔が5mの「屋根版」の2種類があり、これらを組み合わせることで、敷地の形に合わせて四角形や台形などさまざまな形の施設を造ることができます。
「エコマモール」は、使用する部材の多くを工場で製作するため、現場での作業を減らすことができ、工事期間の短縮につながります。また、部材同士を簡単に接合できる構造を採用しているため、効率よく施工できます。さらに、屋根部材にはプレストレストコンクリートを使用しているため、柱と柱の間隔を広くとることができます。そのため施設内を広く使うことができ、多くの雨水を貯留できます。また、清掃時には小型重機を使用できるため、たまった土砂の除去も効率よく行えます。

  • 地下貯水槽「エコマモール」
  • 地下貯水槽「エコマモール」
  • 地下貯水槽「エコマモール」
NETIS登録No. HR-050005-A (掲載終了)
川田建設株式会社 技術本部 担当 / 中山良直