建設技術情報(第17期)TECH17

インフラ分野のDX技術・i-Construction2.0技術 / B-10 柔らかい土(地盤)を固める工法~地震に強く壊れなくなる~全層鉛直撹拌方式

軟弱地盤を強く安定した地盤に改良する「全層鉛直撹拌式」の地盤改良工法

パワーブレンダー工法は、軟弱な地盤の土とセメント系固化材などの改良材を、専用のトレンチャ式撹拌混合機によって鉛直方向に撹拌・混合し、強く安定した地盤へ改良する技術です。

地盤の上層から下層までを同時に鉛直撹拌しながら水平方向へ連続して施工するため、性質の異なる地層が重なった地盤でも、改良範囲全体を均質に仕上げることができます。

改造型バックホウをベースとした比較的コンパクトな施工機械を使用し、狭い場所や上空に制限のある場所、既設構造物に近接した場所など、さまざまな施工条件に対応できます。また、施工管理装置を用いて施工状況を管理することで、安定した品質の確保を図ります。

「地盤を混ぜて強くする」ことで、建物や道路などを支える安全な地盤をつくります
建物や道路、堤防などをつくる場所の地盤が軟らかいと、構造物の沈下や地盤の変形などが生じるおそれがあります。パワーブレンダー工法は、このような軟弱地盤を現地の土を生かしながら強く安定した地盤へ改良する工法です。

バックホウをベースとした専用機械の先端に「トレンチャ」と呼ばれる撹拌混合機を取り付け、セメント系固化材などの改良材と現地の土を、地盤の上層から下層まで鉛直方向にしっかりと撹拌・混合します。さらに機械を水平方向へ連続して移動させることで、地層が複数に分かれている場合でも、均質な改良地盤を造成できます。

改良深さは13m程度(施工計画により13m以上可能)まで対応でき、狭い場所や上空に制限のある場所、既設構造物に近い場所にも対応できます。施工効率にも優れ、品質の確保と工期短縮の両立を図ることができます。

  • 柔らかい土(地盤)を固める工法~地震に強く壊れなくなる~全層鉛直撹拌方式
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NETIS登録No. QS-210068-VE
パワーブレンダー工法協会 事務局 担当 / 佐藤 康介