建設技術情報(第17期)TECH17

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-30 水陸両用ブルドーザ、パッチガード工法、破砕瓦

本技術は、防災・減災やインフラ長寿命化に関する施工・補修技術です。
水陸両用ブルドーザ:普通の機械では作業が困難な水深7mまでの潜水域で活躍し、陸上から無線遠隔操縦することでオペレーターの安全を確保します。
パッチガード:コンクリート構造物内部鋼材の塩害等によるマクロセル腐食抑制に効果的な犠牲陽極材です。
破砕瓦:新品ですが性能を満たさない規格外品や屋根の葺き替え時に発生する廃棄瓦、災害時に発生する
瓦屑など、不要になった粘土瓦(屋根瓦)を細かく砕いたリサイクル材です。

水陸両用ブルドーザ:台風や集中豪雨により河川が増水しやすい出水期(6~10月頃)は、流出などの二次被害を防ぐため、河川内に仮設構造物を設置することは禁止されています。そこで活躍するのが当技術です。水深7mまで潜って作業することができ、100m以内の範囲で遠隔操縦します。マシンガイダンス機能により、工事の状況をリアルタイムに把握できます。出来形管理と連携することで、設計した高さとの差をコントローラモニターに表示・記録することが可能です。現在まで約1,200件の工事実績があります。
パッチガード工法:断面修復箇所のマクロセル腐食による再劣化抑制に効果的な流電陽極方式の電気防食工法です。コンクリート表面からドリルで孔をあけ、パッチガード陽極材を入れるだけの簡単な施工となっています。
塩分が浸透している既設コンクリート中にパッチガードを設置することで、断面修復材の電気抵抗による影響を
受けにくく、鉄筋のマクロセル腐食を効果的に抑制することができます。また、外部電源を使用しない流電陽極方式のため、施工後のメンテナンスが容易です。
破砕瓦:自然の土よりも水はけが良いため、雨水を素早く取り込み、また排水させることができます。自然の土よりも強いため、大雨や地震でも簡単には壊れず重たい構造物を載せられます。風化や摩耗がしにくいため長期的に安全・安心な地盤を作ることができます。また、様々な環境基準を満足しているため、地球環境にやさしいリサイクル材料です。破砕瓦を地盤材料として使用することは、産業廃棄物の削減に加え、防災都市の開発 ・ 地球資源の保護・地球環境の保全につながります。

  • 水陸両用ブルドーザ、パッチガード工法、破砕瓦
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髙松コンストラクショングループ(青木あすなろ建設株式会社、みらい建設工業株式会社、東興ジオテック株式会社) 青木あすなろ建設株式会社 土木企画部 担当 / 前田 明日香