建設技術情報(第17期)TECH17

インフラ分野のDX技術・i-Construction2.0技術 / B-11 自動削孔機(A-RPD、ABM-10)

削孔技術でインフラの安全を支える最新の自動化施工マシンを出展しています。
これまでオペレータの熟練度や危険作業への対応が課題だったグラウト工事やアンカー工事において、安全性と生産性を飛躍的に向上させた2つの技術をご紹介します。

A-RPD(自動削孔機)
ロッドの接続から削孔、引き抜きまでの一連の工程を自動化。
危険な人力作業を無くし、施工の安全と効率化を両立します。

ABM-10(小口径自動削孔機)
ダムの基礎処理工事などで活躍するコンパクトな自動削孔機です。
ボタン一つで自動施工が行え、オペレータのスキルに依存しない均質な施工品質と省人化を実現。
建設現場の人手不足解消にも貢献します。

A-RPD(自動削孔機)
特徴:
①削孔作業の全ての操作を自動化
②地質状況に応じた制御削孔を実現
③熟練オペレータレベルの削孔能率

主要適用工種:アンカー工事、ボーリング工事

【自動削孔プログラム】
自動削孔プログラムは、地質状況に応じて最適な削孔方法で施工することや二重管の接続、インナーロッドとアウターケーシングの抜管作業を自動で安定的に実施することができます。

【施工管理システム】
施工管理条件(削孔深度、削孔角度、回転圧力、給進圧力、パーカッション圧力、送水量等)を管理操作盤(タブレットPC)から設定することでリアルタイムに管理・監視することができます。

【管理操作盤(タブレットPC)】
タッチパネル式のタブレットPCでリアルタイムに施工時のデータをディスプレイに表示します。
Wi-Fi接続することで遠隔での操作可能です。

【NETIS】
登録工法:CB-240033-A

【仕様】
・削孔径:90mm~135mm
・機械寸法(L×W×H):5,940×2,200×1,750
・質量(本体):本体:3,940kg 操作盤:600kg

 パワーユニット
・質量(本体):2,240kg
・電動機:75kW-4P

ABM-10(小口径自動削孔機)
特徴:
①ボーリング作業の全ての操作を自動化
 自動削孔開始ボタンを押すだけですべて無人で削孔
②地質状況に応じた自動削孔を実現
 削孔データを蓄積でき、地質状況に応じた自動削孔を実現。
③熟練オペレータと同じレベルの削孔能率
 安定した生産性、施工量を確保。

主要適用工種:ダム基礎処理工(岩盤グラウチング、カーテン・ブランケットグラウト)、薬液注入工

自動削孔開始ボタンを押すだけで、削孔からボーリングロッドの継足し(接続)、引き抜き・回収までをすべて無人で自動施工。オペレータ1名による複数台の集中管理が可能地盤変化・ジャミングの自動検知アルゴリズム地質状況の変化をシステムが自動検知し、瞬時に最適な速度・削孔条件へと制御プログラムが自動変更。地盤ロック(ジャミング)の前兆を適切に捉えてトラブルを回避し、熟練オペレータと同等の高い削孔能率を実現。

【NETIS】
登録工法:QS-250001-A

【仕様】
・削孔径:90mm~135mm
・機械寸法(L×W×H):3,055×820×2,320
・質量(本体):本体:1,040kg

 パワーユニット
・質量(本体):520kg
・電動機:11kW-4P

  • 自動削孔機(A-RPD、ABM-10)
  • 自動削孔機(A-RPD、ABM-10)
NETIS登録No. CB-240033-A (A-RPD)
日本基礎技術株式会社 技術本部 技術部 担当 / 京田 裕二