建設技術情報(第17期) - 建設リサイクル促進技術、生物多様性技術TECH17

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インフラ分野の脱炭素化・GX技術 / C-04 はまみどり・やまみどり

私たちは、その土地由来の自然を回復させる2つの緑化技術をご紹介しています。
「はまみどりマット工法」は、海浜の砂浜を守るための技術です。環境省の環境技術実証(ETV)事業の自然環境保全技術領域において実証済み(№140-2301)の、自然のチカラを引き出す技術を是非ご覧ください。「やまみどり工法」は、リサイクル資材を用いた待受型自然侵入促進工法です。山間地や道路脇の斜面に植物を定着させることで、地盤の崩壊リスクを低減。防災・減災機能を強化し、地域の安全な暮らしを支えます。本工法では、使用済みの「きのこ菌床」や「畳の端材」といった国内資源を有効活用し、すべて最終的に自然へと還る「生分解性素材」であることにこだわっています。環境負荷を抑えながら、自然の再生力を引き出す持続可能な緑化技術です。

「はまみどりマット工法」は、深刻な飛砂害に悩む新潟地域で開発され、全国35箇所以上の海岸で実績があります。砂地を緑化・安定させることによって、海岸林や道路、住宅や農地を飛砂から守ります。地域由来の植生を早期に回復させて砂浜を安定させる本工法は、海岸保全施設の長寿命化にも寄与します。
 一方、「やまみどり工法」は吹付工と植生マット工の2タイプがあり、令和6年度グリーンインフラ創出促進事業を経て令和7年に特許登録されました。両工法に共通するのは「在来種緑化」「リサイクル資材の活用」です。地域生態系の保全とサステナブルな社会の実現を目指し、自然と共生するインフラ整備を支えています。

  • はまみどり・やまみどり
  • はまみどり・やまみどり
  • はまみどり・やまみどり
  • はまみどり・やまみどり
NETIS登録No. HK-140023-A(旧)
グリーン産業株式会社 プロジェクト推進室  担当 / 今富 有紀

インフラ分野の脱炭素化・GX技術 / C-10 再生資源を使用した建設工事資材「RSSシート」/「ドクトールバイオ」

PVB樹脂リサイクル材を使用した工事現場の遮音シートと、木質バイオマス灰を使用した環境配慮型地盤改良材

「RSSシート(NETIS:TH-240023-A)」は自動車用安全ガラスの中間膜に使用される樹脂を配合した新素材リサイクルシートに、マグネットシートを貼り付けた遮音シートです。工事現場の仮囲いに使用される万能鋼板に取付けることで、万能鋼板の防音性が向上し、周辺環境への影響を低減できます。
「ドクトールバイオ(NETIS:TH-250032-A)」は木質バイオマス発電から発生する燃焼灰(木質バイオマス灰)を活用した地盤改良材です。木質バイオマス灰は水を吸着、保持する特性を持ち、CaO、SiO2、Al2O3などの硬化成分を多く含むため、地盤改良材として優れた効果を発揮します。周辺環境への影響が少なく、材料にリサイクル材を用いているため、持続可能な環境配慮型ソリューションとしても評価されています。

  • 再生資源を使用した建設工事資材「RSSシート」/「ドクトールバイオ」
  • 再生資源を使用した建設工事資材「RSSシート」/「ドクトールバイオ」
NETIS登録No. TH-240023-A
大日本土木株式会社 本社 技術開発部  担当 / 橋本明洋
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