建設技術情報(第17期) - インフラ分野のDX技術・i-Construction2.0技術TECH17

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インフラ分野のDX技術・i-Construction2.0技術 / B-18 山岳トンネル無人化・自動化施工システム「Tunnel RemOS(トンネル・リモス)」

建設機械を遠隔操作してトンネルを安全に掘る技術

「Tunnel RemOS(トンネル・リモス)」は、山岳トンネルの施工に使用する各機械の無人化・自動化技術を組み合わせた遠隔操作システムであり、①駐機場所から作業場所までの重機の走行、②作業場所における動作、③遠隔操作に必要な計測の3分野の技術で構成されています。本システムにより、切羽直下作業が削減され、安全性や労働環境の向上が見込まれます。また、複数のトンネル現場の各機械を1拠点から遠隔操作することで、大幅な生産性向上が期待されます。
「山岳トンネルデジタルツインプラットフォーム」は、トンネル切羽で掘削作業を行っている重機の位置・姿勢、稼働状況、環境データ、設備稼働状況、作業員のバイタルデータなどをリアルタイムに統合し、現場全体の現在状況をバーチャル空間上に再現する技術です。現場全体を俯瞰的に管理することが可能となり、トンネル工事の効率化、安全性向上および生産性向上が期待されます。

  • 山岳トンネル無人化・自動化施工システム「Tunnel RemOS(トンネル・リモス)」
  • 山岳トンネル無人化・自動化施工システム「Tunnel RemOS(トンネル・リモス)」
西松建設株式会社 関東土木支社営業1部  担当 / 石川敏宣

インフラ分野のDX技術・i-Construction2.0技術 / B-08 レンタルできる自動施工技術

バックホウにおける土砂の自動積込と
クローラダンプの自動運転システムの組み合わせにより
掘削~運搬までを自動で行うシステムをレンタルで提供。

【自動(無⼈)油圧ショベルRX ヨイショ投⼊くん】
掘削積込から運搬排⼟の自動化施工をレンタルで提供。
・特徴
油圧ショベルによる掘削、クローラダンプへの積込、
指定場所への排⼟までを重機に搭載したPC で自動連携し、効率的な⼟工を実現。
【クローラダンプ自動運転システム】
従来オペレーターによって操作していたクローラダンプを⼀部自動化でき
るシステムです。
概要
クローラダンプにGNSS を搭載し、専⽤PC で位置情報をもとに事前に設定したルートを
自動⾛⾏し、旋回、ダンプアップの⼀連の動作を自動で⾏うシステムです。
ルート設定はすべてを⼿動で作成する『設計モード』と予め⾛⾏ルートを⾛らせ記憶させ
る『ティーチングモード』があり運⽤も簡単に扱えます。
また、さまざまなセィフテイ機能も搭載。

  • レンタルできる自動施工技術
  • レンタルできる自動施工技術
西尾レントオール株式会社 建設DX営業推進部  担当 / 佐藤芳和

インフラ分野のDX技術・i-Construction2.0技術 / B-01 3Dを活用したDXソリューション

①「TREND-POINT(トレンドポイント)」(「令和7年度 NETIS登録技術 推奨技術」認定)
i-Constructionを強力に支援する3D点群処理システム

②「TREND-CORE(トレンドコア)」(「令和7年度 NETIS登録技術 推奨技術」認定)
i-ConstructionとBIM/CIMの普段使いをサポートするBIM/CIMコミュニケーションシステム

③「CIMPHONY Plus(シムフォニープラス)」(「令和5年度 ETIS登録技術 活用促進技術」認定)
3次元地図上で、点群やBIM/CIMモデル、現場の写真や動画など、位置情報と時間軸で管理・共有するデータ共有クラウドサービス

①TREND-POINT(トレンドポイント)
i-Constructionに対応した点群データの処理・活用を支援するシステムです。また、⾰新的な3D 技術「3D Gaussian Splatting」による表⽰に加え、点群と写真の重畳表⽰、さらに出来形ヒートマップをAR データとして出⼒する機能により、建設現場における計画や計測、記録業務の精度と効率性をさらに向上させるとともに、維持管理や災害記録、遺跡調査、⽂化財などのデジタルアーカイブといった、3D 点群データを視覚的に活⽤できる新たな分野への提案を推進しております。

②TREND-CORE(トレンドコア)
「TREND-CORE」では、「データ連携のオートメーション化」を⽀援する機能として、⼯程計画と3Dモデルが連動する「4D施⼯ステップ表⽰」を搭載しております。これにより、⼯程や作業⼿順などを3Dモデルで可視化し、受発注者間などの協議における情報伝達の不備を解消するとともに、合意形成時間の短縮や⼿戻りの 削減を実現することで、⽣産性の⼤幅な向上が期待されます。

③CIMPHONY Plus(シムフォニープラス)
CIMPHONY Plusは、「時間軸」と「位置情報」の概念を取り入れ、工事に関わるデータ(点群やBIM/CIMモデル、現場の写真や動画、図面等)をクラウド上で管理・運用し、関係者全員で共有できます。
「時間軸」で工事の進捗、「位置情報」で場所と地形を把握でき、3次元地図上でリアル現場空間を再現・可視化します。

  • 3Dを活用したDXソリューション
  • 3Dを活用したDXソリューション
  • 3Dを活用したDXソリューション
NETIS登録No. KK-150058
福井コンピュータ株式会社 関東営業所  担当 / 細井 和美

インフラ分野のDX技術・i-Construction2.0技術 / B-11 自動削孔機(A-RPD、ABM-10)

削孔技術でインフラの安全を支える最新の自動化施工マシンを出展しています。
これまでオペレータの熟練度や危険作業への対応が課題だったグラウト工事やアンカー工事において、安全性と生産性を飛躍的に向上させた2つの技術をご紹介します。

A-RPD(自動削孔機)
ロッドの接続から削孔、引き抜きまでの一連の工程を自動化。
危険な人力作業を無くし、施工の安全と効率化を両立します。

ABM-10(小口径自動削孔機)
ダムの基礎処理工事などで活躍するコンパクトな自動削孔機です。
ボタン一つで自動施工が行え、オペレータのスキルに依存しない均質な施工品質と省人化を実現。
建設現場の人手不足解消にも貢献します。

A-RPD(自動削孔機)
特徴:
①削孔作業の全ての操作を自動化
②地質状況に応じた制御削孔を実現
③熟練オペレータレベルの削孔能率

主要適用工種:アンカー工事、ボーリング工事

【自動削孔プログラム】
自動削孔プログラムは、地質状況に応じて最適な削孔方法で施工することや二重管の接続、インナーロッドとアウターケーシングの抜管作業を自動で安定的に実施することができます。

【施工管理システム】
施工管理条件(削孔深度、削孔角度、回転圧力、給進圧力、パーカッション圧力、送水量等)を管理操作盤(タブレットPC)から設定することでリアルタイムに管理・監視することができます。

【管理操作盤(タブレットPC)】
タッチパネル式のタブレットPCでリアルタイムに施工時のデータをディスプレイに表示します。
Wi-Fi接続することで遠隔での操作可能です。

【NETIS】
登録工法:CB-240033-A

【仕様】
・削孔径:90mm~135mm
・機械寸法(L×W×H):5,940×2,200×1,750
・質量(本体):本体:3,940kg 操作盤:600kg

 パワーユニット
・質量(本体):2,240kg
・電動機:75kW-4P

ABM-10(小口径自動削孔機)
特徴:
①ボーリング作業の全ての操作を自動化
 自動削孔開始ボタンを押すだけですべて無人で削孔
②地質状況に応じた自動削孔を実現
 削孔データを蓄積でき、地質状況に応じた自動削孔を実現。
③熟練オペレータと同じレベルの削孔能率
 安定した生産性、施工量を確保。

主要適用工種:ダム基礎処理工(岩盤グラウチング、カーテン・ブランケットグラウト)、薬液注入工

自動削孔開始ボタンを押すだけで、削孔からボーリングロッドの継足し(接続)、引き抜き・回収までをすべて無人で自動施工。オペレータ1名による複数台の集中管理が可能地盤変化・ジャミングの自動検知アルゴリズム地質状況の変化をシステムが自動検知し、瞬時に最適な速度・削孔条件へと制御プログラムが自動変更。地盤ロック(ジャミング)の前兆を適切に捉えてトラブルを回避し、熟練オペレータと同等の高い削孔能率を実現。

【NETIS】
登録工法:QS-250001-A

【仕様】
・削孔径:90mm~135mm
・機械寸法(L×W×H):3,055×820×2,320
・質量(本体):本体:1,040kg

 パワーユニット
・質量(本体):520kg
・電動機:11kW-4P

  • 自動削孔機(A-RPD、ABM-10)
  • 自動削孔機(A-RPD、ABM-10)
NETIS登録No. CB-240033-A (A-RPD)
日本基礎技術株式会社 技術本部 技術部  担当 / 京田 裕二

インフラ分野のDX技術・i-Construction2.0技術 / B-02 3DMGターボ法バケ転圧管理システム(法転マスター)

法転マスター
盛土法面工事における振動法面バケットの締固め時間を色分け表示し、法面部の締固め状況を管理するシステム。法面施工を整形からっ締固めまでトータルで管理できるシステム。

遠隔操作システム・自動運転システム
既存建機に後付けで、遠隔・自動運転を実現。
油圧ショベル、キャリアダンプ、ブルドーザー、振動ローラー、ホイールローダー等、
あらゆる建設機械に取り付け可能。

法転マスタ-
独自開発 NETIS・特許登録済み商品 
3DMGターボ法バケ転圧管理システムは、振動法面バケットの締固め時間を色分け表示し、法面部の締固め状況を管理するシステム。法面施工をICTでトータル管理、締固めの品質上昇に貢献します。

遠隔操作・自動運転システム
遠隔操作・自動運転システムは、メーカー・年式問わず市場の9割の建設機械に対応しております。搭乗操作・遠隔操作をシームレスに切り替え可能。
遠隔操作距離も日本→ブラジル間でも遅延を感じさせない遠隔操作を実現しております。又、通信途絶時には自動停止するなど現場に即した安全機能を備えております。

  • 3DMGターボ法バケ転圧管理システム(法転マスター)
  • 3DMGターボ法バケ転圧管理システム(法転マスター)
  • 3DMGターボ法バケ転圧管理システム(法転マスター)
  • 3DMGターボ法バケ転圧管理システム(法転マスター)
NETIS登録No. KT-240147-A
新光重機 株式会社 営業部ICT推進チーム  担当 / 清宮 一記

インフラ分野のDX技術・i-Construction2.0技術 / B-15 コンクリート打設管理システム

コンクリート打設時にAIを活用して各作業員の行動を分析し、数値や図によって状況をリアルタイムに確認することで、施工管理や作業指示などをサポートするシステム

 従来コンクリート打設に関する作業の定量的な評価は困難であり、基準を満たした施工が行われたかを十分に確認ができない問題がありました。
 本システムは、コンクリートの打設状況を、定点カメラや各種センサにより作業状況をセンシングすることで、打設進捗や打設状況の良否に関する定量的な評価を行い、適切に現場にフィードバックするものです。
 コンクリート打設作業時は締固め時間・打設層厚・打設層毎の所要時間を管理し、コールドジョイントや打設ペース異常の警告を発することで品質不良の発生を防止することができます。
 打設完了後のデータは、システム内に蓄積され、現場毎の特徴や傾向を分析するとともに、今後の施工計画への活用を図ることを可能としています。

  • コンクリート打設管理システム
  • コンクリート打設管理システム
  • コンクリート打設管理システム
  • コンクリート打設管理システム
鉄建建設株式会社 土木本部 エンジニアリング企画部  担当 / 今野 夏実

インフラ分野のDX技術・i-Construction2.0技術 / B-10 柔らかい土(地盤)を固める工法~地震に強く壊れなくなる~全層鉛直撹拌方式

軟弱地盤を強く安定した地盤に改良する「全層鉛直撹拌式」の地盤改良工法

パワーブレンダー工法は、軟弱な地盤の土とセメント系固化材などの改良材を、専用のトレンチャ式撹拌混合機によって鉛直方向に撹拌・混合し、強く安定した地盤へ改良する技術です。

地盤の上層から下層までを同時に鉛直撹拌しながら水平方向へ連続して施工するため、性質の異なる地層が重なった地盤でも、改良範囲全体を均質に仕上げることができます。

改造型バックホウをベースとした比較的コンパクトな施工機械を使用し、狭い場所や上空に制限のある場所、既設構造物に近接した場所など、さまざまな施工条件に対応できます。また、施工管理装置を用いて施工状況を管理することで、安定した品質の確保を図ります。

「地盤を混ぜて強くする」ことで、建物や道路などを支える安全な地盤をつくります
建物や道路、堤防などをつくる場所の地盤が軟らかいと、構造物の沈下や地盤の変形などが生じるおそれがあります。パワーブレンダー工法は、このような軟弱地盤を現地の土を生かしながら強く安定した地盤へ改良する工法です。

バックホウをベースとした専用機械の先端に「トレンチャ」と呼ばれる撹拌混合機を取り付け、セメント系固化材などの改良材と現地の土を、地盤の上層から下層まで鉛直方向にしっかりと撹拌・混合します。さらに機械を水平方向へ連続して移動させることで、地層が複数に分かれている場合でも、均質な改良地盤を造成できます。

改良深さは13m程度(施工計画により13m以上可能)まで対応でき、狭い場所や上空に制限のある場所、既設構造物に近い場所にも対応できます。施工効率にも優れ、品質の確保と工期短縮の両立を図ることができます。

  • 柔らかい土(地盤)を固める工法~地震に強く壊れなくなる~全層鉛直撹拌方式
  • 柔らかい土(地盤)を固める工法~地震に強く壊れなくなる~全層鉛直撹拌方式
NETIS登録No. QS-210068-VE
パワーブレンダー工法協会 事務局  担当 / 佐藤 康介

インフラ分野のDX技術・i-Construction2.0技術 / B-26 「STB-ICT土質改良工法」

 国土強靭化対策河川工事において、NETIS活用促進技術『STB-ICT土質改良工法(KT-210047-VE)』は、3次元GNSS施工管理装置を地盤改良専用機械スタビライザに装着し、単体では、盛土材料の規格に適合しない建設発生土を土砂改良する事で築堤盛土材料を合理的に製造し有効活用できる工法です。本工法のDX技術により施工位置及び施工深度が「見える化」され、浅層改良施工中の機械走行操作の技術不足・施工不良等による手戻りを未然に防止する事が出来ます。その結果、より正確な施工管理が実現され、品質管理の合理化と生産性の向上に有効なものになっています。

 本工法は,人工衛星を利用したGNSS 位置情報を用いて,浅層改良におけるスタビライザの位置と姿勢を計測し,施工位置のガイダンスと深度管理・施工進捗管理を行います。地盤改良後は見えなくなる場所になるので、地盤改良後の完成したものが、正確に設計通りに出来上がっているか証明するためには、施工中の出来形をタイムリーに計測し、履歴を残す必要があります。オペレーターは画面を確認しながら、設計通りできているのか確認でき、またそのデータを履歴に残すことで安心して顧客に引き渡すことができます。顧客にも当社にも必要不可欠な技術となりました。近年、この技術は、道路工事の路床改良においても採用実績が急増しています。

  • 「STB-ICT土質改良工法」
  • 「STB-ICT土質改良工法」
  • 「STB-ICT土質改良工法」
NETIS登録No. KT-210047-VE
株式会社 東洋スタビ 営業部  担当 / 平山 佳幸

インフラ分野のDX技術・i-Construction2.0技術 / B-17 施工総研のインフラ分野のDX技術

~トンネル点検とライニング工法・鋼橋の防食技術・除雪時の安全プロジェクト・電動建設機械の電力消費量測定~
【1】トンネル点検プラットフォーム「ウィングステージ」
【2】TDRトンネルライニング工法
【3】鋼橋の防食技術「低温低圧型金属溶射工法(コールドスプレイ工法)」
【4】除雪時の安全作業に関するVR/MRプロジェクト「JAMP」
【5】電動建設機械の電力消費量測定方法(電費試験)

【1】トンネル点検プラットフォーム:Wing Stage(ウイングステージ)
Wing Stageはデッキをトンネル曲面に沿った形状とすることで、効率的なトンネル点検作業を実現します。
【2】TDRトンネルライニング工法
矢板工法のトンネルで巻厚が不足する覆工や供用後に剛性アップが必要とされた覆工などに対して、合理的な補強設計と施工を可能にします。
【3】鋼橋の防食技術「低温低圧型金属溶射工法(コールドスプレイ工法)」
鋼材の防食技術の1つであり、鋼材表面に亜鉛・アルミナ混合粉体を高速で衝突させ、残存さび上にも高密着で緻密な防錆皮膜を形成します。長期的にさびの再発生を抑制する防食技術です。
【4】除雪時の安全作業に関するVR/MRプロジェクト「JAMP」
AR点検支援ツールの有効性を実験で検証しています。提案手法は従来の取扱説明書に基づく手法より選択率が高く使いやすいです。作業時間短縮や点検項目参照時間の低減が確認され、作業効率向上の可能性があります。
【5】電動建設機械の電力消費量測定方法(電費試験)
建設機械の電力消費量試験規格は、世界に先駆けて策定された業界規格です。国土交通省のGX建設機械認定制度で活用されて国際標準化を進めています。

  • 施工総研のインフラ分野のDX技術
  • 施工総研のインフラ分野のDX技術
  • 施工総研のインフラ分野のDX技術
  • 施工総研のインフラ分野のDX技術
一般社団法人 日本建設機械施工協会 施工技術総合研究所 研究第二部  担当 / 松本政徳
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